5月25日(水)~26日(木)に、横浜産貿ホールマリネリアにて「CareTEXOne横浜’22」が開催されました。
弊社代表竹下は「進む介護の生産性向上事例 ~他事業所に学ぶICT活用の現状と課題~」をテーマとして講演いたしました。
冒頭、日本の抱える大問題「増大する社会保障費」はサウジアラビアの国家予算以上!
そして、高齢化と人材不足、大きく変化する社会・経済情勢といった、背景からスタートし、
「介護の生産性向上」をテーマに解説いたしました。
一般的に生産性向上とは、より少ない人員やコストでより多くの付加価値を創出することですが、介護の生産性向上とはそれとは異なります。
専門職ならではの効率化を行うには、業務の省力化をしつつも個々のポテンシャルはあげなければなりません。
ポテンシャルを上げることで作業時間を短縮し、そうして生まれた時間を対人援助にあてることこそが介護の生産性向上であると定義しました。
後半では、実際にICT化で成果をあげている北九州モデルや某訪問介護事業者の例をあげ、
見守りIoT、記録ソフトなどとの連携、インフラ整備についてや、導入活用時の注意点、補助金利用などについて解説しました。
最後は、事業者様、ケアテックメーカー様へ
「介護福祉の未来を維持するためには、冒頭の背景を熟知して、スタッフにも理解してもらうことが重要」
「スタートは体制作りから」というメッセージで締めくくりました。
CareTEXの専門セミナーでは7月27日~開催の「CareTEX札幌」でも講演させていただきます。
お近くの方は是非足をお運びいただければ幸いです。
ご聴講いただき、誠にありがとうございました。